太ってる?いや、むくんでるだけかも
「全然痩せない」「足が重い」「なんだか体がダルい」
それ、実は“脂肪”じゃなくて“むくみ”かもしれません。
今回は、そんな悩みにぴったりの漢方薬「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」を私が実際に試してみた体験をもとに、感じた効果や飲み方のコツをご紹介します。
寝る前に飲むと、朝スッキリ。ただし…
防已黄耆湯は、むくみや水太りタイプに処方されることの多い漢方薬です。
私が最初に飲んでみたのは夜。寝る前に1包だけ試したところ、なんと夜中に3回もトイレに(汗)
でもそのぶん、翌朝はびっくりするほど体がスッキリ。特にお腹まわりの「ズボンの上に乗ってた肉」が軽くなったような感覚がありました。
朝飲むと、日中のおしっこが増える!
朝に飲むと、明らかにトイレの回数が増えます。
その分、こまめに水分をとるのがポイント。水やお茶を意識して多めに飲むと、便通もよくなり、老廃物がスムーズに出ていく感覚がありました。
結果として、1日を通して体が軽く感じられるようになりました。
防風通聖散も併用してみた結果
むくみに加えて「脂肪も気になる」と思い、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)も併用してみました。
ただし、通常の分量だと私には少し強すぎたようで、お腹が緩くなってしまいました。
そこで、今はこんな飲み方で調整しています:
- 朝:防已黄耆湯(むくみ対策)
- 夜:防風通聖散(お通じ・脂肪対策)
便が硬めのときは、防風通聖散を朝に追加したりもしていますが、体調と相談しながら少量ずつが基本です。
防已黄耆湯は「痩せ薬」ではない
どちらの漢方も「飲めば勝手に痩せる」ものではありません。
私自身、飲んでいる間はジュースやお菓子を控え、食事もできるだけあっさりと。
さらに、軽いストレッチやウォーキングを取り入れて、2~3週間で約2kg減という変化がありました。
でも、飲むのをやめたら少し戻ったので、「漢方+生活改善」がやっぱり大事ですね。
まずは「出す」ことから始めよう
体が重い・だるいという方は、まず“出す”ことから始めてみてください。
むくみを取るだけでも、かなり体がラクになります。
気分も上がって、「やってみよう」という気持ちになれますよ。
自分の体質に合った漢方を選ぼう
「とにかく痩せたい!」と思っても、自分の体質に合っていない漢方を飲むと効果が薄かったり、副作用が出ることもあります。
以下の表を参考に、自分がどちらのタイプに近いか確認してみてください。
体質タイプ | 特徴 | よく用いられる漢方薬 |
---|---|---|
固太り体質(お腹がパンパン) |
・元気はあるが脂肪が多い ・お腹を押すと反発する ・便秘気味 |
防風通聖散 |
水太り体質(ぷよぷよ・疲れやすい) |
・筋肉が少なく代謝が低め ・お腹がたるみがち ・汗をかきやすい |
防已黄耆湯 |
※いずれも市販されていますが、体質によって合う・合わないがあります。心配な方は薬剤師さんや医師に相談を。
まとめ:無理なく、でも意識して
防已黄耆湯は、体の「水はけ」を整えるサポート役。
でも、痩せるにはやっぱり日々の生活習慣の見直しが欠かせません。
まずは体のむくみを取り除いて、土台を整えることから。
「なんとなく重い」を卒業して、「なんだか軽い!」という毎日を目指していきましょう。
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