会いたくない人と会わないで生きていく
こんにちは!今日は少し重いテーマかもしれませんが、書いているわたしの心はとっても軽いので、読んだら心が軽くなってくれたら嬉しいです。
わたしが今こうして自己肯定感高めのママでいられるのには理由があります。
そのことについて、ありのままの気持ちを着飾ることなく書いています。
読み終わる頃に、あぁなんだそうすればいいのか!とか、こんな考えでいいのか!とか、これなら出来そうだな!とか、そう思ってもらえたら嬉しいです。
「嫌」と言えなかった子ども時代
子どもの頃の私は、「嫌」と言えない子どもでした。
苦手な友達に「遊ぼう」と言われても、断ることができず、本当は行きたくないのに「いいよ」って言って我慢して笑っていました。
双子の妹を連れて行って、なんとかその場を乗り切ったこともあります。
でも相手には、たぶん伝わっていなかったと思います。
私がどれだけ無理していたか。
それでもずっと心の中では、「なんで断れないんだろう」と、自分を責めていました。
その“いい子”でいることは、高校まで続きました。
大学生になって、「友達は自分で選びたい」と思った
大学に進学して、私は変わりたくなりました。
からかってくるくせに「仲良し」と言ってくる子。
一方的に「親友だよね」と押し付けてくる子。
もう、そういう関係はいらないと思ったのです。
心から安心できる友達がほしい。
一緒にいて気を使わずにいられる人。
私をちゃんと大切にしてくれる人。
そう公言するようになって、自分の人間関係を見直すようになりました。
社会人になっても続いた「断れない」
社会人になっても、「断れない性格」は続きました。
職場の飲み会、付き合いの集まり。
行きたくないのに、波風を立てたくなくて参加していました。
でも少しずつ、「行かない」という選択肢が持てるようになってきました。
「彼氏とごはんだから」と理由をつけたり、妹を理由にしたり。
最初は小さな抵抗でしたが、自分を守る術を少しずつ覚えていきました。
気づけば、誘われること自体が減っていきました。
それが、すごく楽だったのです。
妊娠が、人間関係をシンプルにしてくれた
結婚して、妊娠して——
その変化が、私の人間関係をよりシンプルにしてくれました。
「妊婦だから無理なんだよね」
「体調が不安定で」
正直、言い訳だったかもしれません。
でも、その“言い訳”が、私の心を守ってくれたのです。
不思議なことに、妊娠してから残ったのは、本当に大切な友達だけでした。
心からお祝いしてくれて、寄り添ってくれる子。
気を使わずに話せる子。
そんな人だけが、そばに残ってくれました。
「同じママだから会おう」と言われても、断った
SNSを通じて、小学校の同級生や昔の知り合いから連絡が来ることがありました。
「同じママだし、今度会おうよ」って。
でも、正直めんどくさかった。
今さら話すことなんて、ない。
だから、丁寧に、でもしっかりと距離を置きました。
フェードアウトすることに、罪悪感はありませんでした。
妹の言葉が、私を変えてくれた
私の中で、大きな転機になったのは妹の言葉でした。
「行きたくない会には行くな。二度と会わないんだから気にするな。
会わなくても、生きていける。
ほんとに会いたい人とだけ会うために時間を使え。」
この言葉に、目が覚めました。
誰かに無理に合わせる人生じゃなくて、
自分で人間関係を選んでいいんだと、本気で思えるようになりました。
今の私は、「行きたくない会」には行かない
今は、年に1回だけでも、心から会いたい友達と会えています。
飲み会に誘われても、子どもを理由に断ります。
でも、そこにもう罪悪感はありません。
子どもの頃の私とは、もう違います。
時間は有限。
だからこそ、本当に大切にしたい人とだけ過ごす。
予定に追われる毎日じゃなくて、
「会いたい人に会うための予定」だけで心が満たされています。
おわりに
昔の私は、いつも誰かの顔色をうかがっていました。
「嫌われたくない」「悪く思われたくない」——そればかりを考えていました。
でも今は違います。
「会いたくない人とは、会わない」
それが、自分の人生を大切にするってことだと思っています。
本当に会いたい人が、そばにいてくれる。
それだけで、もう十分です。
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